● Q/ 県が進めている4病院再編について伺います。東北労災病院と県立精神医療センターの併設移転に関して、村井知事は昨日の会見の中で、今年度内の合意を目指すということで、まだ2週間ある、ぎりぎりまで頑張る、ネバーギブアップというような言葉も出ました。あくまでも年度内の基本合意を目指すというふうに県は言っていますけれども、このことについて改めて市長のご所感をお願いいたします。
■ 郡市長/ 知事の言葉ですから、何としても今年度中に基本合意をまとめたいという強いお気持ちはあるのかもしれません。ただ今回、4病院の再編に係る予算案について、県議会では可決されましたけれども付帯意見がつけられましたし、本市としてもかねがねずっと疑問についてお答えをいただきたいと意見を申し上げてまいりました。本市議会においても決議がなされています。これは仙台赤十字病院とそれから県立がんセンターの話だけに限ることではないというふうに思っております。そういう意味で新たな再編について、これも厚生労働省から特別にあのような意見が付されたことも含めて、県には真しにご対応いただく必要があるのだろうというふうに思います。
● Q/ そんな中で今、担当の部局同士での市と県での会合も行われていますけれども、何か市長の方に報告状況入ってきていますでしょうか。
■ 郡市長/ 概要ですけれども、救急医療と精神医療をテーマに先日協議が行われました。2回目の協議ですね。県と本市では、救急搬送のデータ、現状、見通しについてデータを出したわけですけれども、この考え方にずいぶんと大きな開きがあるということが明らかにまたなったというふうに聞いておりますし、それから精神医療センターの移転についてもデータや考え方の説明がありました。けれどもしかし、これもまた本市と県とでは現状認識が大きく異なっているというふうな点があったというふうに報告を受けているところでございます。今回それぞれの資料を出し合ったようですけれども、ずいぶん違っているということも確認をした上で、それぞれ持ち帰って次回以降に向けて詳細の検討を行うというふうに聞いております。
● Q/ そんな中で年度内という期日が知事の中では迫ってきていて、やはり県は年度内に決着をつけたいというところですけれども、市としてはそこは合意に行ってほしくないというところでしょうか。
■ 郡市長/ 本当に仙台医療圏にとってこの状況が全ての市民、県民にとってよいのかどうかということを判断できないような状況の中でやはりこれが進められるということについては、ですから県にはいろいろな状況をご説明していただいて、私どもに納得をできるようなちゃんとした議論をさせてもらいたいというふうに思っているところです。
● Q/ 今の2回目の協議に関するお話の中で、市と県の方で大きな開き、現状認識で異なる部分があったということですけれども、例えば具体的にはどういった部分での認識の異なりがあったのかというのをお伺いできますでしょうか。
■ 郡市長/ (協議の概要は)後ほどホームページでアップされることになろうかと思いますけれども、救急搬送のところでは、議会でも申し上げましたけれども、県の考え方と現状本市が搬送を行っている中で相当なここも違いがあるということ。それから精神医療の「にも包括」についても、ここに違いがあったというふうに聞いております。
● Q/ この事務レベルの協議の今後の見通しなのですが、あくまで終わりというのは区切らずにスタートされているとは思うのですけれども、現状、認識等に隔たりがある中で、現時点ではこれはまだまだ終わりは見えないというか、しばらくは続くというような認識でいらっしゃるのでしょうか。
■ 郡市長/ 今回の協議で県から示された資料、説明、これを詳細にこちらでも検討して確認していかなくてはいけないというふうに考えています。来週、市の精神保健福祉審議会を開くことを予定しておりまして、ここでも何らかのご意見が出てくる可能性があるというふうに思っております。先ほども申し上げましたけれども、次回はこの救急医療と精神医療について引き続き議論をするということですので、さらには周産期それから災害、現病院周辺地域の影響などについても、お話を聞いていくというふうな予定になっていると聞いております。できるだけ早い段階で次の会、3回目の開催をお願いしたいというふうに思っているところですけれども、まだはっきりと期日は決まっていないわけですが、できるだけ速やかにお願いしたいというふうに思っております。
● Q/ 知事が年度内に(基本合意を)進めるという姿勢を、こういった第2回の協議でも擦り合わせがなかなかうまくいかない状態でそういうふうな発言をしているということに対して、率直にもう一度どのようにそういった発言を捉えているのかお伺いしたいのですけれども。
■ 郡市長/ 知事としては年度内の基本合意を目指すというふうに掲げておられるのでしょうから、そういうふうに言わざるを得ないところはあるのかもしれません。しかし、現状をやはりしっかりと見ていただかなくてはいけない、そしてまた理解を得ていかなくてはいけないということを国もしっかり今回の件についてお話しになっているわけです。このことはやはり相当重いということをもう少し重く受け止めていただきたいというふうに思います。
● Q/ 県と市で大きな認識の開きがある中で、それを詰めるのに要する時間、期間というのは、年度内というのは場合によってはとんとん行けば詰まるものなのか、到底これは無理なのだろうという認識なのか、どちらなのでしょうか。
■ 郡市長/ 私どもはこのお話が出てきてからすぐに、県に対して本市のデータを示した上で、ここはどのようにお考えなのか、どのようにこのエビデンスをお持ちになってそのようにされるのかということをずっと伺ってきたわけですけれども、詳細についてのお話し合いはこの間全然できていなかった、県は答えにならない答えを返してこられてきたということでして、実質、ようやくここで話ができるようになってきているというふうに私は認識をしています。そういう意味では、県にはこの間一体何だったのかということをやはり重く受け止めていただきたいものだとそのように思います。時期については、私からここで申し上げることもできないだろうというふうに思います。
■ 郡市長/ 知事の言葉ですから、何としても今年度中に基本合意をまとめたいという強いお気持ちはあるのかもしれません。ただ今回、4病院の再編に係る予算案について、県議会では可決されましたけれども付帯意見がつけられましたし、本市としてもかねがねずっと疑問についてお答えをいただきたいと意見を申し上げてまいりました。本市議会においても決議がなされています。これは仙台赤十字病院とそれから県立がんセンターの話だけに限ることではないというふうに思っております。そういう意味で新たな再編について、これも厚生労働省から特別にあのような意見が付されたことも含めて、県には真しにご対応いただく必要があるのだろうというふうに思います。
● Q/ そんな中で今、担当の部局同士での市と県での会合も行われていますけれども、何か市長の方に報告状況入ってきていますでしょうか。
■ 郡市長/ 概要ですけれども、救急医療と精神医療をテーマに先日協議が行われました。2回目の協議ですね。県と本市では、救急搬送のデータ、現状、見通しについてデータを出したわけですけれども、この考え方にずいぶんと大きな開きがあるということが明らかにまたなったというふうに聞いておりますし、それから精神医療センターの移転についてもデータや考え方の説明がありました。けれどもしかし、これもまた本市と県とでは現状認識が大きく異なっているというふうな点があったというふうに報告を受けているところでございます。今回それぞれの資料を出し合ったようですけれども、ずいぶん違っているということも確認をした上で、それぞれ持ち帰って次回以降に向けて詳細の検討を行うというふうに聞いております。
● Q/ そんな中で年度内という期日が知事の中では迫ってきていて、やはり県は年度内に決着をつけたいというところですけれども、市としてはそこは合意に行ってほしくないというところでしょうか。
■ 郡市長/ 本当に仙台医療圏にとってこの状況が全ての市民、県民にとってよいのかどうかということを判断できないような状況の中でやはりこれが進められるということについては、ですから県にはいろいろな状況をご説明していただいて、私どもに納得をできるようなちゃんとした議論をさせてもらいたいというふうに思っているところです。
● Q/ 今の2回目の協議に関するお話の中で、市と県の方で大きな開き、現状認識で異なる部分があったということですけれども、例えば具体的にはどういった部分での認識の異なりがあったのかというのをお伺いできますでしょうか。
■ 郡市長/ (協議の概要は)後ほどホームページでアップされることになろうかと思いますけれども、救急搬送のところでは、議会でも申し上げましたけれども、県の考え方と現状本市が搬送を行っている中で相当なここも違いがあるということ。それから精神医療の「にも包括」についても、ここに違いがあったというふうに聞いております。
● Q/ この事務レベルの協議の今後の見通しなのですが、あくまで終わりというのは区切らずにスタートされているとは思うのですけれども、現状、認識等に隔たりがある中で、現時点ではこれはまだまだ終わりは見えないというか、しばらくは続くというような認識でいらっしゃるのでしょうか。
■ 郡市長/ 今回の協議で県から示された資料、説明、これを詳細にこちらでも検討して確認していかなくてはいけないというふうに考えています。来週、市の精神保健福祉審議会を開くことを予定しておりまして、ここでも何らかのご意見が出てくる可能性があるというふうに思っております。先ほども申し上げましたけれども、次回はこの救急医療と精神医療について引き続き議論をするということですので、さらには周産期それから災害、現病院周辺地域の影響などについても、お話を聞いていくというふうな予定になっていると聞いております。できるだけ早い段階で次の会、3回目の開催をお願いしたいというふうに思っているところですけれども、まだはっきりと期日は決まっていないわけですが、できるだけ速やかにお願いしたいというふうに思っております。
● Q/ 知事が年度内に(基本合意を)進めるという姿勢を、こういった第2回の協議でも擦り合わせがなかなかうまくいかない状態でそういうふうな発言をしているということに対して、率直にもう一度どのようにそういった発言を捉えているのかお伺いしたいのですけれども。
■ 郡市長/ 知事としては年度内の基本合意を目指すというふうに掲げておられるのでしょうから、そういうふうに言わざるを得ないところはあるのかもしれません。しかし、現状をやはりしっかりと見ていただかなくてはいけない、そしてまた理解を得ていかなくてはいけないということを国もしっかり今回の件についてお話しになっているわけです。このことはやはり相当重いということをもう少し重く受け止めていただきたいというふうに思います。
● Q/ 県と市で大きな認識の開きがある中で、それを詰めるのに要する時間、期間というのは、年度内というのは場合によってはとんとん行けば詰まるものなのか、到底これは無理なのだろうという認識なのか、どちらなのでしょうか。
■ 郡市長/ 私どもはこのお話が出てきてからすぐに、県に対して本市のデータを示した上で、ここはどのようにお考えなのか、どのようにこのエビデンスをお持ちになってそのようにされるのかということをずっと伺ってきたわけですけれども、詳細についてのお話し合いはこの間全然できていなかった、県は答えにならない答えを返してこられてきたということでして、実質、ようやくここで話ができるようになってきているというふうに私は認識をしています。そういう意味では、県にはこの間一体何だったのかということをやはり重く受け止めていただきたいものだとそのように思います。時期については、私からここで申し上げることもできないだろうというふうに思います。